こんにちは!吉谷です!
今日もまた本の話。レビューじゃないので僕が思ったこととかですよ!
the four GAFA 四騎士が創り変えた世界
GAFAはGoogle,Apple,Facebook,Amazonのことです。現代のITの代名詞と言える4つの企業を四騎士として紹介しています。
こんなの読む前から大興奮間違いないじゃない!!
【the four GAFA 四騎士が創り変えた世界】どんな本か。
端的に言うとそれぞれの企業の時価総額に基づく企業価値の話であったり、市場にもたらす影響力、今後加速するであろうAI戦争での各社の小競り合いなんかを書いてあります。30代は絶対に読んだほうが良いと思います。
読んで初めて知ることが多くて、意外にもAppleは爆益企業だとか、Facebookは広告業界でGoogleやAmazonにも匹敵するとか。
『Facebookやってる?』って若い子に聞くとほとんどやってない。
『Instagramやってる?』には『やってます!』とのこと。
でも、『InstagramがFacebook社のサービス』って知ってる若い子は僕の周りにはいません。
本には書いてないですが、Amazonが酒類販売免許を日本で取得する際、まだ法的にWEBへの対応が追いついていなかった昔の酒類販売免許を狙って、酒屋さんを企業ごと買収して全国での酒類販売免許を得た話なんかも面白い。今はそれを申請するには全国に店舗を構える必要があって、とてもめんどくさいんです。
一つ一つ書いてたらキリがないんで僕が感動した部分を記載します。
Googleのせいで信仰心が薄れてる!?
ほんとに勉強になったけど感動したのはこれ。本には若者の信仰心が薄れ・・・って書いてありました。本当にそうなのかどうかはわかりませんが、、自分に当てはめたらとても腑に落ちました。
特に子供が産まれてからですね!子供が具合悪くなったりすると信じられないくらい不安なんです。そんなときは検索します。『幼児 お腹 張る』『4歳 高熱 5日』『5歳 脚 痛い』etc…
これで子供に何が起こってて、病院に行ったほうが良いのか、他のみんなも同じなのか、だいたいのことがわかります。
僕は31歳です。僕が5歳くらいのころなんて初代ファミコンが出た時期とかです。子供の不調を調べるには本を開くか親に聞くしかない。こんなときに思うんですよね。『神様、仏様、どうかこの子をお守りください。』って。
要するに、『自分では理解できない不安なこと』を解消するために祈ったはずなんですよ!
今は祈る前に検索します。そしてだいたいのことは解決できます。そうすると最終的には通過儀礼的なしきたりくらいしか天に祈ることはなくなるんじゃないでしょうか。
ITの進化が宗教の信仰心の在り方にも影響を与えつつある。そしてそれが当たり前の世代が大人になっていく。
信仰心は購買を促すことも可能で、人々の心を繋ぐ素晴らしい側面を持ちながら、時には戦争を招くほどの強力な扇動力を持ちます。信仰での繋がりがSNSでの繋がりに代替され、天への祈りがWEB検索に代替されたとき、その仕組を握った人はほとんど神様に近付くんじゃないかな。少なくともGAFAはたぶんこのことを理解して水面下でGAFA同士の戦争を始めてるように思う。
AIが仕事を奪うとかそんな次元ではなくてもっと根本から変わっていく事に気づけたら事業の在り方も変わっていくはず。日本も彼らと戦える仕組みや人を育ていかないといけないし、30代の僕らこそ当事者として将来を真剣に考えていかないといけない。