こんにちは!Hirokiです!
今回も本のお話です。Amazonの解体新書とも言えるくらいの本と出合いました!
今後も大注目の化け物企業について僕なりの感想を記載します。
amazon 世界最先端の戦略がわかる
GAFAはGoogle,Apple,Facebook,Amazonのことです。
時価総額では実はAppleが初めての1兆ドルを達成して、amazonも1兆ドル超えたらしい!
なんて規模感。日本1位のトヨタでも2兆円程度。Apple・amazonは『ドル』なんで果てしない差ですな。
ちなみに僕はamazonのM&A関係に興味があってこの本買ったんです。でも期待以上にいろんなことが書かれてて大興奮!元マイクロソフトの社長さんが著者だからやっぱ詳しいし解説が丁寧!
amazonってどんな会社??
『amazonは通販会社』って認識は実は全然違う。でもamazonがどんな会社かって聞かれても正確に答えられない。そこがamazonのすごいところ。
ざっくり言うと実は世界最先端のテクノロジー集団です。
取り扱うサービスは多種多様で、小売・クラウド・物流・ファッション・金融・映像・人工知能etc…
なんか映画や漫画であるような1vs100で勝つ主人公のような。amazonのすごいところは、裏側で対企業向けにどんな情け容赦ない対応をしてても表向きは『お客様のためにより安く、より快適に』といった印象を与えていて、コンシューマから嫌われてないところ。事実、僕も今ではamazonのサービスにどっぷり浸かってる。
普通は企業の利益が大きくなるにつれて拝金主義になったりしてアンチが出てくるし、圧倒的な経営者の人気を武器にコンシューマからの信頼を得たりするけど、amazonのジェフ・ベゾスってそもそもあんまり知られてないんじゃないかな??
日本人でamazonに対して嫌な印象を抱いてる人は多分いないと思う。それはamazonが実際に『お客様のためにより安く、より快適に』を実行し続けていて、それがユーザにとって心地よくて便利なものだから。でもamazonはただテクノロジーを追求してるだけ。
実際のamazonはテクノロジー集団として『より効率的に』を追求してるだけなんじゃないかな。その副産物として勝手にユーザが利便性を得て快適さに溺れてるような。
何も考えずにamazonの提供するサービスをただ享受しているだけじゃだめな気がする。パラダイムシフトが今まさに起ころうとしている状況で、その主人公と言えるamazonを知ろうとすることがパラダイムシフト後の環境で生き残るすべだと思う。
amazonは新たなプラットフォーマー
プラットフォーマーは、基盤(インフラ)を提供する会社のことです。通信会社もそうですし、電気水道ガスなんかのインフラもそう。ITではGAFAのように検索エンジンやSNSの運営もそれにあたります。
その中でもAmazonは他の起業と異なり、数多くの強力なプラットフォームを持ってる。
amazon、amazon prime、AWSはその代表格で、さらに物流、ファッション、金融、AIにも。
物流に関してもamazonは自社構築を目指しているようで、最終的には倉庫を空に浮かべてドローンで配送するらしいです!昔なら笑っちゃうけど今のamazonならほんとにやりそう。
プラットフォーマーはその分野での価格決定権持ってるからそりゃ強い。
amazonのM&A手法!!
僕が知りたかったのはこれ!そして確信できた。ジェフ・ベゾスはすこぶる怖い!!笑
M&Aでは常識なんかもしれんけども、amazonは欲しい会社があれば徹底的に相手が折れるまで攻撃する。Quidsiっていうベビー用品通販の会社を買収するときも、相手が買収に応じないから赤字を垂れ流しながらamazonでベビー用品を格安販売して、相手のシェアを奪ってから買収に応じさせる。amazonはキャッシュが豊富だから痛くなくても相手はたまったもんじゃない。ちなみにQuidsiは今は閉鎖されてて、ノウハウ奪ってポイッ!みたいなことしたのかなとか疑ってしまう。同じような手法でいろんな会社を買収してますね。
Alexa(アレクサ)internetなんかは1999年に2億5000万ドルで買収。果てしない額。amazon echoの人工知能の名前がアレクサだから、この買収は大成功だったのかな。echoまで見越してたんだろうか。
Amazonの動き一つで様々な業界が駆逐されるかもしれない。それほどの力をAmazonはしっかりと蓄えています。
経営者として次のステップで大きく勝負するにしても投資で億り人を目指すにしても、GAFAの動きを理解しておくべきだと思います。
ま、なんにせよ確実に人生を豊かにできるのは勉強だけ。仕事で学んで本で学んで遊びで学んで、チャンスを嗅ぎ分ける力を磨いておけばいつか必ず花が咲く。高田社長の本にあった時分の花と真の花の話ですね。