こんにちは!SARUUUKEYです!
意外と長崎を離れてから長崎の情報を目にする機会は少ないと思うので、昨年から現在にかけての情報を記載しておきます。
新型コロナが長崎に与えた影響
私も現在は飲食店を経営していますが、2020年4月、右肩上がりの売上が急転直下の勢いでドン底に落ちました。5月以降、徐々に回復させていくことができ、今は新店舗の準備を進めているわけですが、居酒屋スタイルは辞めることにしました。
とにかく毎日が目まぐるしいスピードで変化していって、常識が常識でなくなる瞬間が何度も訪れ、振り落とされないように限界までしがみついてどうにか今も元気にやってます。
抽象的な表現になりましたが、それはテイクアウトであり、それはメニュー構成であり、それは店内改装であり人材育成であり。具体的な内容を書けばきりがないくらい全てが変わっていきました。一方で変われない経営者もいるわけで。
コロナ廃業予備軍多数
長崎では地元で有名な優良ローカルチェーン店がクラウドファンディングを使って延命してます。市内の人なら絶対に行ったことのある居酒屋さんが廃業の危機です。浜の町はゴーストタウンになりつつあって、むしろ住吉や浜口エリアのほうがマシだと言える。グラバー園周辺はシャッターが降りてるお土産屋さんが多くて、お土産屋さんの業界の中でも淘汰が始まってるし、結婚式もキャンセルだらけ。頼りの三菱も工場の売却など明るい話は全く無い。そんな状況でも駅前には絶対に今後は不必要なMICE施設の建設が進んでて使えない新幹線の工事も着々と進んでる。
今の長崎はそんな状態かな。
打開策はどこにあるのか
根本的な問題はコロナウイルスが社会的に許容されるまでだらだらと解決を迎えることはないと思う。ただ、強引にでもガラリと変貌を遂げたいなら『選挙しかない』でしょう。社会は常に代謝で成り立ってる。企業だって私のような個人事業だって歳を取る。今のわたしの店はカフェのようなスタイルで若い人たちがお店に来ると『おしゃれ』って言ってくれます。でもそこに立ってる私自身が老けて禿げてたら、店だけおしゃれでも若い子は寄り付かなくなる。だからスタッフを入れ替えたり私自身が店を退く必要があるわけです。今まさにその作業の間最中。
要は議会も同じであるべきなんです。『インターネットにすら詳しくない人が行政の手綱を握る』令和の時代にこんな状況はおかしいです。議会も若返って、優秀な古参の議員さんがアドバイザーに回って様々な世代が知恵を絞り合う構図にできれば今は見えていない長崎の将来像だって浮かんでくるはず。
長崎の現状を書きながら結局は選挙に触れてしまいましたが、根治を図るには結局はこれしかないんですよね。
私はまた選挙に出るでしょう。そのときに私よりも若い誰かが同じような想いで立ち上がってくれたら嬉しいかな。
Hiroki Yoshitani